新人職員研修(OJT)

「OJT」とは?・・・

OJT (On the Job Training) とは、「部下・後輩の能力全般の育成のために、具体的な仕事を通じて、上司・先輩が体系的に指導する活動」のことです。聖ヨゼフホームではこのOJTに力を入れており、新人の方が実際の職務経験を通じて学べる体制を整えています。わからないことや不安なことは、ぜひ先輩や仲間に相談してください。

入職前は、インターンやボランティアに参加できる他、オリエンテーションが3日間予定されています。
主な内容:

  • 法人の成り立ち、理念説明や入職にあたっての心構えのお話
  • 事業計画書や就業規則等の説明
  • 児童養護施設の仕組みや予算などの学習
  • 入職前の各種書類、入職後の書類入力方法の学習
  • 電話応対や名刺交換の学習
  • 児童相談所、施設での専門職の働き、自立支援計画書の作成等に関する学習
  • OJTマニュアル「ヨゼフのお仕事」の内容説明
  • OJTペアリングの初顔合わせの日です。この日、ペアから「OJTノート&振り返りチェックシート」が渡されます。

    OJTペアで、マニュアル「ヨゼフのお仕事」を読み合わせし、入職後1週間以内に目標設定をします。OJTノートの活用の仕方を、ペアで相談し、共有します。

    ※上記の工程は、入職日当日に行うこともあります

    入職後1ヶ月はペアリングの職員と同じ勤務時間を過ごし、ともに学び合います。
    入職後3ヶ月間は、1ヶ月ごとにチェックシートを活用して振り返りを行います。
    また、その間、OJTノートなども活用し、管理職も確認をします。

    6ヶ月経った際にも、振り返りを行います。これまでに園内研修などにも参加し、しっかりと新任教育を受けることが出来ます。

    1年の振り返りを行います。

    入職後1年が経過する3月には、OJTペアリングの解消式を行います。今までの積み重ねを土台にし、更に大きくステップアップをしてもらえるようエールを送ります。

    職員の声

    入職したばかりの職員の声をご紹介します!

    子どもたちの成長を感じられることはとても嬉しく、いつも隣で見守り、苦楽を共にしているからこそ分かちあえるものがあると感じます。そして、子どもたちが安心して帰ることのできる居場所でありたいと思っています。
    葛藤することもありますが、子どもたちの笑顔や優しさに触れると、明日はもっと頑張ろうと勇気が湧きます。子どもたちと一緒に成長できる仕事です。
    つばさ棟担当職員 川村
    10か月職員として働いてみて、予想していた以上に大変なことや悩むことが多くあります。ですがそれ以上に、子ども達の成長を間近で感じられる喜びや、この仕事のやりがいを感じています。また、周りの職員さんに支えられていることを実感しています。沢山の感情を子ども達と共有し、一緒に成長し続けられる職員でいたいと思います。
    ひかり棟担当職員 安田
    入職ほやほやの私は右も左も分からず様々な不安を抱えていました…でもヨゼフの先輩職員さんたちは引っ張ってくれながらも隣を歩んでくれるような優しく温かい方たちばかりで、私自身日々失敗や成功を繰り返しながらも少しずつ成長できていると思います!

    また、子どもたちと一緒に悩んだり笑ったり時には喧嘩をしたりしながら過ごす中で、大変なことも数えきれないほどありますがそんなことも吹っ飛んでしまうようなやりがいを感じています!

    GHいずみの家担当職員 山口
    子どもたちと関わることで、自分自身の価値観や考え方の癖を見直すきっかけを得ました。他人を知れば知るほど。自分を知れる幸せと、しんどさの在る仕事なのではないかと。

    面白いです。

    不器用がゆえ、苦慮も多いですが、ありがたいことに、安心して相談できる先輩方がいることは、自慢です!

    大地棟担当職員 佐藤